2013年11月3日日曜日

多くのアメリカのビジネスマンが意識的あるいは無意識に利用している古典的な交渉

多くのアメリカのビジネスマンが意識的あるいは無意識に利用している古典的な交渉の基本テクニックは以下である。
1.ハイボール(High ball)
2.怒り役となだめ役  (Good and Bad COP)
3.最後のひとかじり ( Nibble )
4.お化け (Bogey)
5.選択肢から選ばせる (weigh options)
6.先例にならう (Stare decisis)

1.ハイボール(High ball)
キャッチボールの時に、相手が到底取れない高い玉を投げ1続けて、「それは無理だよ」と言わせた後で、相手がぎりぎり届く玉を投げることで交渉のベースを上げておく作戦
<対策>
対策は、法外なハイボールに対しては、さらに法外なローボールを投げ続けることだ。 そして、相手側がハイボールから妥協し始めたのを見てから妥協点を探し始めるべきだろう。 ハイボールが投げられたら、チキンレースだと思わなければならない。我慢比べだ。

2.怒り役となだめ役 (Good and Bad COP)
ビジネスの場では現場の担当者が交渉相手に対して強気の交渉をさせておき、交渉が難航したタイミングで、話のわかる上長などが「まあ、まあ、そう高飛車に出ずに、相手の意見も聞きましょうよ」などと入ってきて、有利に交渉をまとめてしまうのだ。
<対策>
この対策としては、無視し続けるか、「Good / bad copはやめて、本気で話し合いませんか?」と言って、相手の戦術を悟っていることを伝え、通常の交渉に場を変えるのが効果的だろう。
3.最後のひとかじり( Nibble )
最後の一押しを安価なおまけを「今なら」と言って付けることで高価なものを買わせてしまうやり方だ。
<対策>
対策としては、車の例であれば、「それは無料でつけることは出来ませんが、」と言って、別のより安いものをつけることで契約を決めてしまうことだ。また、相手が購入を急いでいると感じた場合は、「少し時間がかかりますし、社内での説得が難しいかもしれませんが、持ち帰らせていただきます。」などと、相手の弱みとなる条件に付けこんでいく方法をとるべきだ。crowd funding

0 件のコメント:

コメントを投稿