2013年11月5日火曜日

ドコモ、ABCクッキングスタジオを買収!!

NTTドコモが料理教室大手「ABCクッキングスタジオ」を買収する。 通信以外の領域で1兆円の売上高を創出するための戦略的な一手だという。 海外M&Aを加速するソフトバンクとの違いがより鮮明になってきた。
 コンテンツプロバイダー向けに情報配信や課金などの基盤を提供するプラットフォーム事業者から、消費者に直接価値を提供するサービス事業者への転換を目指し、積極的なM&A(合併・買収)を続けるNTTドコモ。ただ、その「買い物かご」の中身は、時に本業の携帯電話事業とは縁遠いように見えることもある。  2009年に買収したテレビ通販大手のオークローンマーケティングや、2012年に子会社化したCD・DVD販売のタワーレコードまでは、まだ何とか携帯電話事業との相乗効果が想像できた。ただ、2012年に野菜宅配大手の「らでぃっしゅぼーや」を買収したあたりから、ドコモのM&Aの方向性に疑問符がつくようになる。ドコモの加藤薫社長自身も「なぜドコモがダイコンを売るのかと何度も尋ねられた」と苦笑するほどだ。  もちろん、ドコモ経営陣は藪から棒に企業買収を繰り返しているわけではない。同社は2015年度までにメディア・コンテンツやコマース、金融・決済などの「新領域」と呼ぶ通信以外の事業で合計1兆円の売上高を創出する中期経営計画を掲げている。ドコモの「iPhone」販売参入で大手3社の主力商品が横並びとなる中、加藤社長は国内の携帯電話市場について「キャリア(通信会社)の総合力が問われる新たな競争の時代に突入した」と言い、一連のM&Aはその総合力を高める施策の一環なのだと説明する。 料理教室の模様を映像配信  そのドコモの買い物かごに、新たな買収先候補が加わった。会員数29万人の料理教室「ABCクッキングスタジオ」を全国に展開するABC Cooking Studioがそれだ。2014年1月をメドに親会社であるABC HOLDINGS(HD)の発行済み普通株式の51%を取得し、子会社化する。  ドコモがABC HDの買収で狙うのは「学び」のイノベーション(技術革新)。人気講師の授業の映像をタブレット経由で配信したり、スマートフォンを使って自宅での学習をサポートしたりするなど、教育・学習分野にモバイルの利便性を持ち込むことで新たなユーザー体験を創出する考えだ。野菜宅配のらでぃっしゅぼーやと連携して料理教室と連動した食材を届けるなど、食や健康を軸に消費者の生活を一貫して支援する仕組みも整える方針だという。  月額390円で500種類以上のアプリケーションソフトが使い放題となる「auスマートパス」が好調なKDDI(au)も、オフライン領域に軸足を移しつつある。10月24日には流通・サービス企業との提携によるauスマートパスのサービス拡充策を発表。三越伊勢丹ホールディングスやチケット販売のぴあ、旅行代理店大手のエイチ・アイ・エス(HIS)、一休などと組み、会員限定のお得な商品・サービスを提供する新たな取り組みを始めた。

2013年11月4日月曜日

鎌倉市で「クラウドファンディング」活用した観光施設整備

神奈川県鎌倉市内でインターネットを通じて不特定多数から小口の資金を募る「クラウドファンディング」の手法が官民で広がっている。市は一般財団法人ジャスト・ギビング・ジャパンと連携し、同法人のサイトを活用して観光案内板の設置費用を集める。市内に集積するIT(情報技術)関連ベンチャー企業なども、鎌倉の活性化を目的として同手法の活用を始めた。

 鎌倉市は1日から、ジャスト・ギビング・ジャパンが運営する国内最大級のクラウドファンディングサイトを使い、観光スポットを案内するルート板の設置費用の寄付を募り始めた。「かまくら想いプロジェクト」と名付け、期間は12月末まで。

 1口1万円で100人から集める。「頼朝の墓」へのルート、銭洗弁財天から源氏山公園へのルートなど、市内10カ所に案内板を設置するための原資にする。寄付をしてくれた人の名前をルート板に刻んで謝意を示す。

 鎌倉市によると、自治体が主体となり、「クラウドファンディング」の手法を使って観光施設の整備費を調達する取り組みは全国で初めてという。同日、市役所で記者会見した松尾崇市長は「鎌倉を愛する皆さまからの応援をぜひお願いしたい」と呼びかけた。

 

2013年11月3日日曜日

多くのアメリカのビジネスマンが意識的あるいは無意識に利用している古典的な交渉

多くのアメリカのビジネスマンが意識的あるいは無意識に利用している古典的な交渉の基本テクニックは以下である。
1.ハイボール(High ball)
2.怒り役となだめ役  (Good and Bad COP)
3.最後のひとかじり ( Nibble )
4.お化け (Bogey)
5.選択肢から選ばせる (weigh options)
6.先例にならう (Stare decisis)

1.ハイボール(High ball)
キャッチボールの時に、相手が到底取れない高い玉を投げ1続けて、「それは無理だよ」と言わせた後で、相手がぎりぎり届く玉を投げることで交渉のベースを上げておく作戦
<対策>
対策は、法外なハイボールに対しては、さらに法外なローボールを投げ続けることだ。 そして、相手側がハイボールから妥協し始めたのを見てから妥協点を探し始めるべきだろう。 ハイボールが投げられたら、チキンレースだと思わなければならない。我慢比べだ。

2.怒り役となだめ役 (Good and Bad COP)
ビジネスの場では現場の担当者が交渉相手に対して強気の交渉をさせておき、交渉が難航したタイミングで、話のわかる上長などが「まあ、まあ、そう高飛車に出ずに、相手の意見も聞きましょうよ」などと入ってきて、有利に交渉をまとめてしまうのだ。
<対策>
この対策としては、無視し続けるか、「Good / bad copはやめて、本気で話し合いませんか?」と言って、相手の戦術を悟っていることを伝え、通常の交渉に場を変えるのが効果的だろう。
3.最後のひとかじり( Nibble )
最後の一押しを安価なおまけを「今なら」と言って付けることで高価なものを買わせてしまうやり方だ。
<対策>
対策としては、車の例であれば、「それは無料でつけることは出来ませんが、」と言って、別のより安いものをつけることで契約を決めてしまうことだ。また、相手が購入を急いでいると感じた場合は、「少し時間がかかりますし、社内での説得が難しいかもしれませんが、持ち帰らせていただきます。」などと、相手の弱みとなる条件に付けこんでいく方法をとるべきだ。crowd funding

ヤクザの交渉術

1.最初に、大きく要求する
  • やくざは無理難題を要求して、交渉のスタート地点を自分の有利な場所にずらす
  • 大きな要求の後だと、相手は小さな要求を承諾しやすくなる

2.小さくはいって、大きく要求する
  • 最初に小さな要求を通す。小さな承諾を得たら、勝手にどんどん上乗せしていく

3.都合よく話をまとめる
  • 交渉ごとは、まず相手の言うことをじっくり聞くことから始まる
  • やくざは応対者のいったことをまとめる
4.よく聞き、言葉尻をとらえる
  • 相手が言ってはならない言葉を言ったとき、その言葉尻を捕らえ一気に畳み込む
  • 言葉尻をとらえて、延々と攻め立てる。責め立てられると、交渉の本題とは全く関係がなくても、交渉の立場がやくざ有利に傾くにある。だから、責め立てられる材料はどんな小さな言い間違えでも、徹底的に畳み込む。
  • 相手の主張・相槌で生じた自己矛盾を攻め、一気にひっくり返す。
5.謝罪からの一点突破
  • やくざはとにかくあやまらせる
  • 相手の些細な言葉尻・矛盾を数十分にわたり、突っつき、繰り返し蒸し返して、「すいません」のひとことを引き出す。
  • 「お前さっき謝ったよな。謝る気があるなら〜しろ」と謝罪から一点突破で交渉を詰める
  • 「すいません」を得たら「謝ったのなら〜をしろ」と本来の要求を通してきます。一度謝らせているので「謝る気があるんだよな」で相手を黙らせられるからです。小さな謝罪から一点突破で大きな要求をつきつけていきます。
6.戦略的に威嚇する
  • やくざは怒鳴る。
  • 怒鳴り威嚇することで、相手に対して「一般的なやり方は通用しない」という認識をうえつけ、交渉を有利に進める土台を整える。やくざは非を認める。
  • ただ、いつも怒鳴るわけではない。たとえば、自分側に本当に非があるときは、「それはすまん」とすぐ安い謝罪をする。謝罪することで弱点への相手の攻撃を封殺することができるからです。
7.時に優しく、時に厳しく
  • やくざは緩急つける。
  • ずっと怒鳴っていては、怒鳴りの効果がなくなる。だから、やくざは優しい態度と怖い態度を巧みに使い分ける。
  • 怒鳴る→相手が怯える→優しい態度で助け舟を出すのサイクルで落としに来る。
  • これは「怖い刑事・優しい刑事」と呼ばれる説得術の一つ。恐怖にさらされた相手は、素早くその状態から抜け出したいと思うので、助け舟に見える図々しい要求を承諾してしまう。。

Speech is silver, silence is golden

Speech is silver, silence is golden
http://www.phrases.org.uk/bulletin_board/21/messages/660.html


沈黙は金、雄弁は銀。

沈黙

視線

忍耐

口火を切る

情報を提供

対応が可能

同じヤクザ同士だと、落としどころが分かっているため、妥当な線で落ち着く。
ただし、相手がヤクザでないと厄介だ。
crowdfunding

2013年11月1日金曜日

影響力の武器

ある心理学の実験。
「教師」役の参加者は「生徒」役の参加者が単語を正しく覚えているか試し、間違えると電気ショックで罰を与える。
「生徒」役の参加者が間違うたび、電気ショックの電圧は高くなっていく。
実験が始まり、「生徒」役の参加者が電気ショックに苦しんで、もう実験をやめてくれと懇願しても、「教師」役の参加者は電気ショックを与えるのをやめなかった。権威のもつ影響力の強さこの実験の「生徒」役の参加者はサクラで、実際には電気ショックは与えられていなかった。「教師」役の参加者は電気ショックを与えるのをやめたがったが、実験を担当している研究者が継続するよう指示したのでやめることができなかった。盲目的な服従のもつ魅力と危険性他の影響力の武器と同じで、権威に対して自動的に従うことは多くの場合価値がある。
だが、権威者が間違いを犯した場合にも疑問を持つことなく盲従してしまう可能性があるという問題がある。
内容よりも姿形が重要:本当の権威でなくとも、権威があるように見えさえすれば効果がある。
書き:肩書きは非常に強い影響力を持った権威のシンボル。地位が高いと、実際より身長が高く見られやすい。
服装:服装も権威のシンボルとなる。警備員の制服や仕立てのよいスーツなどは特に効果が高い。
装飾品:宝石のような装飾品や自動車なども、衣服と同様に効果がある。
防衛法:権威の力を十分に認識し、権威のシンボルを偽ることが簡単であることを理解する。
本当に権威のある権威
権威者が影響を及ぼしていると思われる状況に遭遇した場合、最初に「この権威者は本当に専門家なのだろうか」と自問する。
ウラのある誠実さ
その権威者が本当の専門家であると判断できたら、次に「この専門家は、どの程度誠実なのだろうか」と自問する。
承諾誘導の実践家は、自分が誠実であると思わせるために自分の利益に少し反したことを言うことがあるので気をつけねばならない。

阿久原

ハラスメント防止・対策に関するガイドライン
本学の基本姿勢
大学には,多様な考え方をもつ構成員がおり,教職員と学生,学生同士,教職員同士等の人間関係が存在します。大学にとって,ひとりひとりが個人として尊重され自律的に活動できること,考え方の違いを退けるのではなく互いの価値を認め合う場とすることは極めて重要なことです。
ハラスメントは,個人の尊厳を不当に傷つけ,精神的・身体的損害を与える社会的に許されない行為です。大学においては,その立脚点である学問の自由,学習や教育・研究の権利,働く権利等を侵害する悪質な行為であるという認識をキャンパス全体で共有する必要があります。
本学は,ハラスメントを,その被害を受けた本人及び周囲の構成員に対し各自の目的の達成を阻害し,大学の秩序を乱す問題と受け止め,ハラスメントのないキャンパス(教育・研究,就学,就労)の実現に向けて取り組みます。

阿久原
本学構成員が,教育・研究,就学における権力を濫用し,他の構成員に対して不適切で不当な言動を行うことにより,その者に教育・研究,就学における不利益を与え,あるいはその教育・研究,就学に差し支えるような精神的・身体的損害を与える人格権侵害をいいます。意図の有無にかかわらず,地位の上下関係から生じる権力を濫用し,継続的に人格や尊厳を侵害する言動を行ったり,不当に低い評価を与えたりするものです。